January 30
実は真夜中の人形使いと並行して、
別のゲームの製作に取りかかっていたことがあります。
今回はその未完成品を紹介したいと思います。
未完成品その1
やまんばinハイスクールの脇役キャラ、
森田が主人公のミステリー風アドベンチャー。
森田が登場しますが、やまんばinハイスクールとは
異なる世界観となっています。
【ストーリー】
妖怪が存在する世界。
政府の妖災対策本部によって、
各地域はレベルSからDまで危険度のランク付けがされている。
物語の舞台は、危険度Aに指定されているとある村。
この村は、夜になると『奇魍』と呼ばれる妖怪が現れ、
結界の外にいる人間を食べてしまう。
主人公の森田は、この村で数日前に失踪した少女を探してほしいと依頼される。
失踪事件の調査を進めるうち、少女が父親から虐待を受けていたことや、
なぜか少女が早急にお金を必要としていたことなどが明らかになってくる。
だが、いくら調査を進めても、少女の行方はわからなかった。
もしかしたら少女は『奇魍』に食べられてしまい、
もうこの世にはいないのではないか。
そんな諦めムードが漂う中、失踪していた少女がひょっこりと帰ってくる。
失踪中、どこで何をしていたのかと質問しても、少女は覚えていないと言う。
その夜、少女の父親が何者かに殺害される。
状況から見て、犯人は少女以外にありえない。
だが、少女は犯人ではないと確信した森田は、
少女の容疑を晴らすため、事件の謎を追うことになる。
という感じのストーリーです。
スクリーンショットはこちらです。
※2/17に画像を本来のサイズのものに差し替えました。
シナリオは、トリックやどんでん返しなど、
かなり細かい要素まで考えてあるので、
いつか大幅にアレンジを加えて作り直したいです。
■ ■ ■ ■ ■
未完成品その2
真夜中の人形使いのおまけ部屋でも触れたと思いますが、
やまんばinハイスクールの続編を作ろうとしていたことがあります。
その名も『やまんばinカーニバル』
主人公は、道野蒼太に車を貸してくれた真壁孝一と楯山玲瑠です。
【ストーリー】
やまんばinハイスクールのときと同じく、
お祭り会場が閉鎖空間となってしまい、
今度は祭に来ていた数百人の客たちが閉じ込められてしまう。
神社の宝物殿から盗まれたやまんばのお面が原因らしい。
神社側は、客たちにこの事実を知られないよう、
唯一の出入り口である橋を落とし、
その間に青年団を使ってやまんばのお面を取り戻そうとする。
鬼怒川警部は、客たちに事情を話すべきだと主張するが、
神社側は事件を隠密に処理したいらしく、聞く耳を持たない。
一方その頃、祭り会場のあちこちで不可思議な事件が発生。
たまたまお祭に来ていた真壁と楯山は事情を知ってしまい、
鬼怒川警部と協力しつつ、
祭り会場を探索しながら事件の謎を追うことになる。
以上が導入部のストーリーです。
(ちなみにこの後のストーリーは全然考えていません)
スクリーンショットはこちらです。
この作品では、真夜中の人形使いではできなかった(やらなかった)
斜め用の歩行グラフィックを取り入れる予定でした。
真夜中の人形使いは、斜め移動しても、
横しか向かないので結構不自然なんですよね。
こちらの作品も制作中止になりましたが、
お祭りが舞台の作品というのは面白そうなので、
また別の機会に作りたいと考えています。
それにしても、こうして完成できなかった作品を見ていると、
真夜中の人形使いを完成まで持っていくことができたのは
ホント奇跡的なことだったんだとしみじみ思います。
それでは今回はこの辺で失礼します。
ではでは。